博多旅行 2023.11.3〜11.6

11月なのに夏日。出発の羽田空港からよく晴れてました。雨が降ったのは帰る日の最終日だけ。

最初は中洲のリバークルーズへ。リバーといいつつ割と沖まで出ました。途中の博多ポートタワー、サイズ感がかわいかった。

少し移動して福岡タワーへ。とにかく天気がよかった。展望台から街がよく見えました。

夜は中洲の屋台へ移動。あっさり風味の豚骨ラーメンを食べました。このラーメンが個人的博多グルメランキング1位。

2日目は門司港方面へドライブ。名物とのことで焼きカレー2皿も食べました。門司港(もじこう)で働くおじさんのことを「もじおじ」というらしい。

この日もクルーズに乗る我々。あらゆる観光スポットの船に乗っていく。雑貨市なども開かれていた。

実質的な最終日の3日目は糸島方面へドライブに(4日目はほぼ移動日)。糸島の滝→一蘭の森→芥屋の大門二見ヶ浦のコース。

縞枯山・北横岳(南峰) 2022.12.30〜12.31

こんにちは。kaikaiです。久しぶりに登山へ行ってきました!

せっかくの年末年始の大型連休なので、登り慣れた丹沢ではなく普段行きにくいところ...どうせなら冬らしく雪が撮りたい...そんな脳内会議を経て決まった先は長野県・北八ヶ岳でした。今回登った縞枯山と北横岳はどちらも2,400mを超える雪山ですが、2,200mまではロープウェイで上がることができるため実際の登りは200mほど。雪山初心者も多い山です。

冬のボーナスで迎え入れた諭吉様のいくらかを手放し装備を整え、いざ雪山デビュー!

山麓からのロープウェイを降りると、目の前は坪庭と呼ばれる自然園が広がっています。今の季節はがっつり積雪していますが、夏は溶岩が固まってできた溶岩台地と高山植物を観察できる周遊コースになっているようです。

神奈川県に住んでいるとこの量の積雪を見ることはまずないので、広がる雪景色にテンションが上がります!1日目のスタート段階で天気は青空と雲が半分ずつ、気温はマイナス10℃前後。まずは縞枯山へ!

どっさりと雪を被った木々は"スノーモンスター"と呼ばれるそうですが、今回はそこまでではないですね。それでも枝先には氷柱ができていました。普段登っている丹沢では冬季であっても目にしない風景。

氷点下でもしっかり仕事をしてくれるNew FM2(愛用のフィルムカメラ)に感謝。登る前はこの気温下でシャッターが切れるのか、凍結でフィルム切れが起きないかといろいろ不安でしたが、マイナス10℃〜15℃の無風環境であればなんとか問題なさそう。このカメラを持たずに登山をすることはまずないので、ただの機材というよりいつも一緒に歩いてくれるパートナーに近い。普段目にしない光景を前にフィルムの減りも早いです。

スタートから20分ほどで今回宿泊する縞枯山荘が見えてきました。青い三角屋根が印象的で下調べをするなかでここに泊まりたくなり、実は登る山より先に泊まる山小屋を決めていました。一旦目の前を通り過ぎて縞枯山の山頂を目指します。この時点で雲もなくなりすっかり晴れ!

縞枯山のへのルートは登山者も少なく、ロープウェイ付近に比べるとぐっと人の気配がなくなりました。自分が雪を踏み歩く音しか聞こえず、息を整えるために立ち止まると静寂が身を包みます。静か、というより本当に周囲から「音」が消えてしまったような感覚。登山を始めた3〜4年前、山で驚いたことの1つがその静けさだったことを思い出しました。

1時間弱で山頂に到着!展望エリアまで歩き、眺望はばっちりでした。実はフィルムカメラでスケールの大きな風景を撮ることは好きではなく、山頂からの景色がどれだけよくてもシャッターを切りたいと思うことはあまりありません(一応スマホで撮っておく程度)。木々の枝先や降ってくる日の光など、道中で惹かれるちいさなものを見つけて撮るのが好きです。なので山頂からの写真はありません...!笑

縞枯山荘まで戻り夜は一泊。相部屋になった年上の男性登山者に「フィルムカメラ使ってるんですか...!?」と少し驚かれました。「デジカメならもっと綺麗に、フィルム代もかからず好きなだけ撮れるのに」と言われ、「本当にそうですよね」と苦笑い。

登山道や小屋のなかでカメラを持っているとこんな風に話しかけられることはよくあります。デジカメであればフィルム代も現像代もかからないですし、撮ったその場で写真を確認でき、残りのフィルムに制限されることなく好きなだけ写真を撮ることができます。効率や手間を考えればフィルムカメラは面倒ばかりで不要ですね。きっと、工夫すればデジカメでフィルムカメラの仕上がりを再現することもできると思います。それでもフィルムカメラが好きな理由はいくつかあるのですが、長くなってしまうので今回は割愛...。

一夜明けた縞枯山荘。薄いオレンジ色の朝焼けと小屋の氷柱が綺麗でした。ちなみに山小屋は夜だと室内でも氷点下になります。防寒着を着込み寝具にもぐっても吐く息は白いです。ほかの宿泊者は10名もいないほどでしたが、ある登山者の方が夕飯時に「冬に泊まりで登山する奴は(物好きという意味で)アホだよ」と話しており、たしかに好んでこの環境に来るのはおかしいのかもしれないなと思いました。笑

朝の7時に小屋を出発し、帰る前に北横岳を目指します。誰もいない朝の坪庭。降り積もった雪とその隙間から顔を出す溶岩台地。本当に別世界のように綺麗でした。

ただ、景色に見惚れる余裕があったのはここまでで、北横岳山頂までの登りが思った以上に辛く途中で引き返そうか真剣に迷いました。笑 しばらく登山をしていなかったので足が全然もたなかった...。結局は気持ちを持ち直して登りましたが、やはりある程度の山を楽しむには日頃の体力づくりが必須ですね。

最後の登りは両手で握るストックと両足でへとへとになりながら進みましたが、山頂にたどり着くと疲れは全部吹っ飛びました。「すげぇ...」と自然に言葉が漏れてしまうような景色。これがいわゆる八ヶ岳ブルー!珍しく山頂でカメラを構えました。

北横岳は南峰と北峰があるのですが、バスの時間もあったため今回は北峰まで行かず南峰まで。スマホでもいくつか写真を撮ったのですが、氷点下の気温に加え吹き上げる冷風ですぐにバッテリーが落ちてしまいました。立ち止まって風を受けていると、顔周りの防寒具も汗や吐く息の水分で凍ってしまいます。厳しい環境だからこその美しさ。

その後無事下山し、北八ヶ岳を後にしました。今回しみじみ思ったのは登山おもしろいなぁということ。しばらく登っていませんでしたが、やっぱり山のなかでしか得られない感情があります。2023年は定期的に登っていく!

ちなみに北横岳からの下山途中、ザックに入れていたコーラは半分凍っていました。北八ヶ岳の空気で凍ったと考えるとありがたい気がしてくるような...。天然のフローズンコーラ!(???)

高尾山 2022.2.11

明けましておめでとうございます(遅すぎる)。kaikaiです。今年初めての登山に行ったのでブログを更新します。

もともと登山に行く予定ではなかったのですが、昨日の関東圏の雪と、一夜明けた部屋の窓から見える天気の良さに雪化粧を見に行こうと決めました。雪の少ない関東圏で会社員をしながら休日登山を楽しむ身としては、雪化粧の山を歩ける機会はとても貴重です!

向かった先は高尾山です。当日の朝に思い立ってもすぐに登ることができ、過去に何度か登っていてそこまで身構えなくても大丈夫な山、と考えると自然に選択肢にあがりました。

いくつも登山コースがある高尾山ですが、今日は稲荷山経由のコースを選びました。1号路などの整備されたコースよりも、できるだけ木々のなかを歩いて雪化粧を見たかったことが理由です。雪解けは始まっていましたが、それでもまだまだ雪が残っておりいい景色が続きます。

昨日、都心は雪というより雨の印象でしたが高尾方面はかなり積もっていたようです。山頂付近は雪がどっさり。登山靴がすっぽり埋まるような箇所もありました。

90分ほどで山頂に到着。このぐらいのコースタイムで山頂までいけるのも高尾山のいいところ。この山の魅力の1つはその間口の広さだなぁといつも感じます。

今回の山頂ごはんはトマトスープベースのリゾットです。いつかやろうと思っていた料理が実現できて満足。寒いなか登ってきて食べたご飯は最高に美味しかったです。

山を登るたびに思うこと。もっと体力をつけなければならない!